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川本町因原地区と三江線

石見焼 はんど

島根県のちょうど真ん中に位置する川本町・・・当社は、この地に陶芸機材を幅広く扱う会社を、昭和57年に立ち上げました。


ここ、島根県西部は古くから続く石見焼が有名な土地です。石見焼と言えば世界遺産にもなった、石見銀山の銀の運び出しに使われた『はんど(甕)』が主な生産品でした。現在はその需要が少ないため、今までのノウハウを生かして民芸調の素朴な生活食器を作っておられます。

県西部にはそうした職人肌な陶芸家さんが多い一方で、県東部では主に作家肌の陶芸家さんが多い傾向にあります。作られる作品も、現代的なデザインのものが多く見られます。(あくまでも客観的な傾向で、すべてがそういうわけではありません!)

県外に目を向ければ、萩焼や備前焼など中国地方には様々な陶磁器の有名産地があり、開業当時からお付き合いを頂いております。


近年では、趣味としての陶芸も広く知られるようになっております。プロの陶芸家向けに作られていた材料や専門知識の要る機器が、アマチュアの方でも気軽に扱えるように改良されたり、価格も抑えられたりとで、誰でも本格的に楽しめるようになりました。

陶芸教室で腕を磨き、いつでも陶芸が楽しめるよう自宅などで、開窯されるアマチュアの方も多くおられます。そんな方々のために材料や機器の販売をはじめ、搬入・設置・指導・修理なども致しております。


また、島根・広島両県は昔から神楽が大変盛んで、鬼面などの神楽面の制作愛好家がたくさんおられます。神楽面自体は和紙で作られるのですが、原型の制作には粘土を用います。そのような粘土も、当社ではご用意しております。


当社ではプロ・アマを問わず県内外の陶芸家から愛好家まで、その御要望に幅広く対応致します。